アーカイブ ‘ 2018年 10月6日

ブロンフェンブレンナー「生態学的システム理論」

いろんな本を見ていると、
ときどきさらっと、「生態学的システムによると…」などの言葉に出会います。
ブロンフェンブレンナーという発達心理学者が生み出した概念ですが、

そうとう昔、その翻訳本を読み込んで作ったファイルを掘り起こしました。
少しリメイクして、アップしておきます。
(個人ノートです。ブロンフェンブレンナー専門家の監修は受けていませんので
あしからず!)



図に関する注釈

たとえば、マイクロシステムの円の中に、
「家庭」や「園」、「地域」、「その他」などの文字しか書いていない簡便な図の場合、
見る人は「子どもがそれから直接影響を受けるだけ」という印象を受けます。
この理論のキモは、子どもと各システムが「相互に影響し合う」点。
「双方向の矢印」で表現する方が誤解は生じにくいと思っています。






❇️一括ダウンロード版 ↓ PDF5ページ分 リンク先
https://drive.google.com/file/d/1AvEVTZ_7Bi1QR-vt5P2BXBKkigNhyt4d/view?usp=sharing

PS・もとは、1999年、臨床育児研究会の会報に付録的に載せた解説です。
吉葉先生が発表した事例(午睡の話)で、
生態学的システムが紹介されたのをきっかけに描きました。
解釈もその文脈で行っているため、汎用性があるかどうかわかりません。
ご了承ください!

2021.6.27 (修正) keiko oeda

return top