今回はメーリングリストで会へのご意見を寄せていただいたことをきかっけに神戸で母と子の心の相談室&遊学塾+雨宿り塾 ANDANTEを主宰されている長谷川勝好先生に上記のテーマでお話しをしていただくことになりました。
「私たちが30数年をかけて実践してきました保育には「障害」というカテゴリーはいっさい存在していません。ただただ目の前にいる子どもに、どのようにすればその子自身が生きる力を身につけ、豊かに生きていくことができるかだけを追求する保育を実践してきました。その実践例をとおして、私たちが掴み取ってきた保育のありようとその後の子どもたちの姿を紹介していきたいと考えています。」
長谷川先生は、臨床研が案内で安易に「グレーゾーンの子ども」という言葉を使ったことに対して強い異議を申し立てられた方です。メールで真意をお伺いするうちに、長谷川先生から私たちが学ぶことがたくさんあると思いが至りました。12月でお忙しいとは思いますが、わざわざ神戸から来て下さいますので、貴重な機会となります。ぜひお誘いあってご参加下さい。障害というカテゴリーのない保育という考えに至った先生たちの取り組みから学ぶことがきっとたくさんあると思います。