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語りかけ育児(コウモリの子ども、あるいは人間)

コウモリの子どもと会話する飼育員さん

来年の干支、馬の写真を撮りに上野動物園に行ってきました。

上野動物園には、小獣館というのがあって、そこにコウモリがいます。
もう、閉館ぎりぎりの時間だったのですが、
飼育員さんが、コウモリに餌(パパイヤ)をあげるシーンが見られました。

その中で、飼育員さんが、とくに丁寧に関わっていたコウモリがいました。
他のコウモリよりちょっと小さい。どうやらまだ子どものようです。
ときどきうなずきながら、飼育員さん、一生懸命話しかけてます。
こちらには聞こえなかったので、たぶん超音波。(笑)
そして、そのコウモリの子、枝にぶら下がりながら、
飼育員さんのほうを振り返って見てるんですよ。
これには、飼育員さんも、キュンキュンしちゃいますよね〜♥

 

NHKの動画では、超音波で会話するコウモリの親子が配信されてました。
しかし、びっくり!! コウモリの赤ちゃんが呼ぶその声は、「おかあさ〜ん」としか聞こえない!
「ああ、日本人は、昔、コウモリだったのかもしれないね〜♪」と思わず歌わずにはおれません。

 

ところで、この間、友人の子育て支援者が言っていたのですが、
「授乳するときには、赤ちゃんの目を見て、優しく語りかけましょうって言うじゃない?
そう聞くと、お母さんたちは、一瞬たりとも目をそらしてはいけない、
ずっと語りかけてなくてはいけないって思っちゃうわけ(笑)。
さらに本に、〝赤ちゃんも、お母さんの目をじっと見つめ返します〟なんて書いてあるから、
〝子どもが目をそらしました。この子、何か、変なところがあるんじゃないでしょうか?〟って
不安がるお母さんがいる。
赤ちゃんだって、じっと見られてたら、疲れちゃうことだってあると思うんだよ」。

 

「〜しましょう」という表現は、一種の命令文なので、
自分に判断するだけの経験がないと、額面通り受け入れてしまう。
できるだけ「こうしなくちゃだめ」「きっとこうなる」という
伝え方にならないようにしないといけないなあと感じます。
絶対してはいけないこと!を伝えたいとき以外は。

ちなみに、「授乳するとき」を書くとしたら、
「赤ちゃんの目を見て語りかけたら、赤ちゃんはどんな表情をしますか?
そうやって気持ちが通じ合えたら、うれしいですね」。
こんな感じに書くと、少しはましかな〜?
伝え方も、日々精進ですよね(^^;)

こう言われたら、こう言い返す?

 

それではまた♪

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