戦争が激しくなっていくさ中、当時20代の保育士たちが、幼い命を守ろうと勇気を持って閣議決定を待たずに子どもを疎開させ、様々な困難を乗り越えながら命を、未来を守ろうとした貴重な歴史の記録を映画化したものです。当時の戸越保育所、愛育隣保館保育所の鈴木とく氏」、福知トシ氏、虚弱児施設を経験し畑谷光代氏らの努力や、受け入れ先の現蓮田市の方々の支援など実話に基づいて作られたものです。
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そして、鈴木とく先生は東京都公立保育園を率いて保育の先達となられ、福知トシ先生(大原櫻子さんが演じています)は井の頭保育園の創設、畑谷光代先生(戸田恵里香さんが演じています)は豊川保育園の創設と、戦後の保育に大きく貢献された方々でした。
さらに、今回は特にゲストをお招きいたしました。この映画の中に出てくる「ケンちゃん」「みどりちゃん」のお二人と、そして、豊川保育園の元園長の中村柾子先生の3人の方が当日いらして、一緒に映画を見て、終了後お話してくださるそうです。
ケンちゃんたちは既に80歳を超えておられますが、映画を一緒に見たいと埼玉、千葉から足を運んでくださるそうです。平和を願って、一人でもこの実話を知っていただくために、多くの方に映画を見ていただきたいと体育館での上映をすることになりました。皆様保育園の同僚の方やご友人、知人の方をお誘いあわせの上いらしてくださいませ。