加藤繁美先生が語る
「協同的な学び」の保育
子どもの「心地よい背伸び」と
「響きあう学びの空間」
今回は2005年に「協同的な学びと対話的保育」を書かれ、出版された加藤繁美先生(山梨大学)からお話を伺います。
加藤先生はそのご著書の中で「たとえば、実践の経緯を読みながら、この園の子どもたちはいつもこんなに「まじめ」に課題に取り組んでいるのか、と疑問に思った人がいるかもしれないが、おそらくその疑問は正しくないのだろう。中略(どの実践も)全員がいっせいに取り組んでいるわけではなかったのである。…つまり個々の子どもたちの活動への関わり方は多様であり、それぞれの子どもの「学び」の深さには個人差があったということなのである。と述べられています。
また、2008年の「対話的保育カリキュラム」の中では、日本の保育の歴史をふまえて、日本の保育の課題にも触れていらっしゃいます。先生には現場の保育者へ、具体的に明日の保育に活かしていただけるお話しをと、お願いしています。先月のように汐見先生との対談の時間も持ちたいと思います。
ぜひ、多くの皆様にご参加頂きたいと思っております。